技術紹介
Technology
ひとつひとつの工程を、丁寧に手作業で行うハクロン製作所だからできる
少量、多品種の試作・製造
封体加工
特殊な加工は、社内の熟練した職人が行っています。
マウント組立
LCLの寸法を測りながら、一つ一つ丁寧にマウントを組み立てています。
薬品処理~挿入
フィラメントを薬品処理で洗浄したのちに封体に挿入してシールに渡します。
シール
フィラメントコイル(光る部分)は特殊なガスの中でないと燃えてしまうため、ガラスで封体を作り、その中にフィラメントコイルと特殊なガスを封入している。
ただし、フィラメントコイルに電気を供給するには、ガラスが電気を通さない為、ガラス封体の一部から金属で、封体内に入れる必要がある。
しかしガラスと金属は異質の物であり、この部分からガスが漏れやすい。(リーク)
これを防ぐには、高度な技術が必要であり、電球製造上の一番難しい工程である。
排気処理
シールされた電球の内部を洗浄し、定められたハロゲンガス(不活性ガス+ハロゲンガス=HMG)を所定量封入し、チップ部を封じて電球完成品を得る。
仕上げ作業
首球の規格に合った各種口金をつけ、(リード線と金口接続、口金に電球を接着剤付け})ランプの規格(電圧、電力)などを表示(マーキング)し、梱包し出荷する。
検品作業